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| アレルゲンになる物質は、数十種類以上存在します。その中でも代表的なものは、ダニ、ハウスダスト(家のほこり)、花粉(スギ、カモガヤ、ブタクサなど)、真菌(かび)、食物、動物、昆虫などです。しかし、アレルギー疾患をもつ人が、すべてのアレルゲンでアレルギー反応を起こすわけではなく、一人ひとりアレルギー反応を起こすアレルゲンが異なっています。自分がどんなアレルゲンによってアレルギー反応を起こすかを調べるためには、医療機関で診察を受け、アレルギー検査をしてもらうとよいでしょう。アレルギー検査は、皮膚でアレルゲンに対する反応をみるスクラッチテストやプリックテスト、血液中のアレルゲンに特異的なIgE抗体を調べる方法などがあります。 |
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チリダニ科に属するコナヒョウヒダニとヤケヒョウヒダニがアレルゲンとして重要なダニです。アルミサッシの普及、高温・多湿の室内環境、カーテンやカーペットなどの洋式化がダニの増加原因となっており、一般 住宅では、ダニの数が30年前の約5倍に増加したといわれています。掃除の徹底、日中の通 気・換気、布団干し、虫干しなどが室内のダニを減少させる方法です。ダニは、一年中を通 してアレルギー性結膜炎(通年性アレルギー性結膜炎)や春季カタルの原因アレルゲンとなっています。 |
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スギ花粉は有名ですが、スギ花粉のほかにもアレルゲンとなる花粉は数多く存在します。日本では、地域差もありますが、2月から5月にかけて飛散するスギ、ヒノキを代表とする樹木花粉、3月から10月にかけて飛散するイネ科植物(カモガヤ、ハルガヤ、オオアワガエリなど)の花粉、8月から10月にかけて飛散するキク科植物(ブタクサなど)が代表です。また、職業花粉症として、リンゴ花粉症、ナシ花粉症などがあります。花粉対策としては、花粉の多い時期の外出を控える、花粉に接触しないよう外出時には、メガネ、マスクを着用する、花粉を屋内に入れないようにするなどの心がけが大切です。
花粉は、花粉飛散時期に限ってアレルギー症状が発症するため季節性のアレルギー性結膜炎(季節性アレルギー性結膜炎)の原因アレルゲンになっています。 |
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アレルゲンとなる食物としては、米、麦、大豆・大豆製品(豆腐、醤油など)、牛乳・乳製品(チーズ、生クリームなど)、甲殻類(エビ、カニ)、卵、ソバなどが代表です。食物により直接アレルギー性結膜炎が発症することはほとんどありませんが、症状の強いときに、卵、乳製品、エビ、カニなどを食べると、かゆみなどのアレルギー性結膜炎の症状が悪化することがあります。このような食物をすべて制限する必要はありませんが、アレルギー症状が強い時期には、控えるようにしたほうがよいでしょう。 |
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動物の毛や、唾液、尿の中に含まれているタンパク質がアレルゲンとなります。特にネコ、イヌ、ウサギ、モルモット、ハムスター、フェレットなどのペットを屋内で飼育するとアレルギー疾患を発症しやすいことがわかっています。飼育を始めて、早ければ6ヵ月ぐらいで発症しますし、3年から5年たって発症する場合もあります。いままで大丈夫だからといって、将来ペットアレルギーにかからないという保証はありません。ペットによるアレルギー性結膜炎は、ある日突然発症し、目のかゆみ、充血、異物感が出現しますが、特徴的な症状がないために、ペットが原因であることに気づかない場合もあります。ペットアレルギーの場合には、屋内での飼育を中止するだけで改善されることがほとんどです。 |