白内障が進んで、とても見えにくくなってきたら、手術で濁った水晶体を取り除きます。最近、国内全体で手術件数も飛躍的に増え(1998年では年間70万件)、安全性も向上してきました。手術自体は30分もかかりませんし、入院期間も数日程度ですみます。また、最近、患者さんの年齢や体調によっては入院せずに日帰りで手術を行うことも可能になってきました。目の中の細かい部位 を手術しますので、顕微鏡を使って行われます。
水晶体をまるごと取り出す手術です。水晶体そのものがすでにはずれてしまっている場合などを除いて現在ではあまり行われていません。
水晶体を覆う被膜(
)のうち後半分を残して被膜前部と水晶体内部の核を取り出すもので、現在ほとんどの場合この方法がとられます。手術法によりつぎの二つの方法があります。
被膜前部を切開して穴を開け、ここから水晶体内部をそのまま取り出す方法です。取り出したあとは、濁りが残らないよう被膜の内部をきれいに磨きます。水晶体内部の核が硬くなりすぎた場合は、この手術法が行われます。
被膜前部を切開するまでは同じですが、水晶体内部を超音波の振動により細かく破砕し吸引する方法です。この方法ですと傷口が小さくてすみます。取り出したあとは計画的
外摘出術と同じです。
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